ファンから長年愛され続ける赤城乳業
国民的アイスとして、長年たくさんの人たちから愛され続けている「ガリガリ君」。 その製造・販売をしているのは、老舗アイスメーカーである赤城乳業株式会社だ。
赤城乳業と言えばガリガリ君。それは間違っていない。けれど、赤城乳業には「ガリガリ君の影に隠れた名作アイス」がたくさんある。そこで、今回はあえて「ガリガリ君以外」の商品に注目してみた。
例えば、ガリガリ君とともに真夏のアイスの双璧を成す「ガツン、とみかん」。みかんの缶詰をそのまま凍らせたような果肉感と、シャリシャリとしたかき氷の食感がたまらない。
「ガリガリ君より売れていないこと」を自虐したキャンペーンも話題になった。
または、ガリガリ君と同じく格安アイスバーの「BLACK」。こちらも、2018年に40周年を迎えた超ロングセラーアイス。潔いほどにシンプルなパッケージは、コンビニやスーパーなどで一度は見たことや食べたことがある方も多いのではないだろうか。
一方で、発売するやいなや話題をかっさらい、あっという間に売り場から姿を消した「かじるバターアイス (※2021年4月現在は販売終了)」に代表されるような、独自の企画性のアイスを展開するのも赤城乳業の特徴だ。 時に王道でありながら、時に悪ノリすれすれのぶっ飛んだ発想もぶつけてくる。かと思えば、本格的でおいしいご褒美アイスを作ってくる赤城乳業に対して、筆者はいつからか「大人が全力で遊んでいる」イメージを抱くようになった。
もちろん、その“遊び”は常にファンを飽きさせず、新しい味を追求するガリガリ君にも表れているのだが、もっといろいろな商品の魅力を知りたい。 赤城乳業で商品開発に携わる、マーケティング部の影山泰大さんが取材に応じてくれた。
過去には「いくら丼アイス」も? 赤城乳業の攻めたアイス
──他社と比べると、新商品を見かける機会が多いと感じます。「ガリガリ君以外」だと、年間にして、どれくらいの数の新商品を出しているんですか? 影山さん:年間100以上の新商品を出しているので、他社さまと比べても多いと思います。 ──年間100以上!? コンビニで手に取るアイスの“赤城乳業率”が高いのは間違いじゃなかったんですね……。 影山さん:弊社はアイス専業メーカーというのが大きな強みですので、アイスの市場を盛り上げていくため、NB(ナショナルブランド)はもちろん、各コンビニエンスストアさまのPB(プライベートブランド)商品の開発にも注力しています。 ですので、自然とコンビニで見かける機会が多いのかもしれませんね。 ──NBというと、赤城乳業が独自に製造・販売をする商品のことですよね。赤城乳業とひとくちに言っても、企画性が光るものや、ド王道路線、本格派の味を堪能できるものなど、さまざまな顔があると感じるのですが、大まかな分類はあるのでしょうか? 影山さん:そうですね。大きく分けるとするなら、 1.「その発想はなかった」「ふざけてるな~」といった“おもしろおかしい商品” 2.食感や味の組み合わせを意識した“食べて楽しい&おいしい商品” 3.素材や製法にこだわった“本格派商品” 4.トレンドを意識した“スイーツ的商品” でしょうか。 ただ、全ての商品をきれいに分類できるわけではありません。商品ごとに、一つの要素に全振りしたり、複数の要素が合わさったりというイメージです。
からの記事と詳細 ( 【新作は年間100以上】あの赤城乳業に「ガリガリ君以外」の名作アイスについて聞いてみた(メシ通) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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