八代産イ草の良さを広くアピールする「いぐさ縄工芸展」が大型連休期間中、熊本市西区の来迎院で開かれている。5日まで。イ草の縄で作った巨大な三つのイ草ドームが、来場者を楽しませている。
製作したのは「イ草縄工房・竹 井上産業」の井上昭光代表(73)=八代市。熊本地震で避難所を経験した人の話から、プライバシーのある空間を創出できないかと考案。イ草で最も太い直径16ミリの縄を、竹の骨組み(高さ約1・8メートル、直径約1・6メートル)に巻き付けた。
「若者にも来てもらってイ草の良さを知ってほしい」と井上代表。訪れた会社員の松本照美さん(49)=熊本市南区=は「イ草ドームの中は香りが良くて、とても落ち着ける空間だった」と話していた。
午前11時~午後5時で、イ草の縄で作ったのれんや草履を販売している。井上代表による草履作りの実演も。イ草ドームの一つは同展終了後も同院に展示する。(川野千尋)
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