東京都は28日夕、JR渋谷駅近くの予約不要な新型コロナウイルスの若者向けワクチン接種会場での抽選方式について、29日以降も続けるとツイッターで発表した。「明日以降も、抽選券は9時から10時30分までに到着した全ての方に配付しますので、この時間にお越しください。早くからお越しにならないようにお願いします」と呼び掛けている。
27日から始まった渋谷区立勤労福祉会館でのワクチン接種では、早朝から大勢の人が来たため、28日から午前9時から10時半の間に会場で抽選券を配布する方式に切り替えた。しかし、この日も大勢の人が並んだため抽選券の配布を40分早めたほか、2226人が原宿駅近くまで列を作り、354人の当選の通知も午前11時半の予定より遅れた。
都が29日以降も同様の方式を取ると発表したことに、ツイッターでは「抽選券を現地配布にする必要性はどこにあるんですか?外出が増え、当落発表までは渋谷自体の密度も高くなり、感染リスクも上がります」「ネット抽選にして当選した人が渋谷に行けば感染リスクも最小限に減らせるのでは?」「なんでネット抽選にしないの?」などと現地で券を配布する方式を続けることへの疑問の声が上がった。
東京都の担当者は抽選券を配布する方式を取ることについて、27日の取材に「今回は来てふらっと受けるというのが事業の趣旨。ネットを使えば予約になってしまうので、抽選券の配布にした」と説明している。
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