東京都墨田区の私立高3年の女子生徒(18)の遺体が山梨県の物置小屋から見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕されたともに職業不詳の小森章平(27)と妻和美(いずみ)(28)の両容疑者が「女子生徒の親戚がいる静岡で解放しようと思っていた」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で判明した。警視庁向島署捜査本部は、両容疑者が群馬県内の自宅を8月29日夜に車で出発した後、殺害を決意したとみて調べる。
捜査関係者によると、女子生徒は28日午後3時半ごろに外出し、墨田区内の駐車場で両容疑者の車に乗車した。3人は群馬県渋川市の両容疑者宅で1泊した後、29日夜に再び車で外出して山梨方面へ向かった。両容疑者は調べに「警察も動いているだろうと思い、直接東京には帰せないと考えた。女子生徒を静岡で解放した後、(章平容疑者の)実家がある三重に行こうと思っていた」などと説明しているという。
山梨県早川町の小屋には30日朝に到着。両容疑者はその日に遺体を遺棄したとして逮捕された。和美容疑者は「小屋に着いたあたりから気持ちの整理がつかなくなった」と供述している。
一方、章平容疑者と女子生徒は、約2年前にツイッターで知り合っており、捜査本部は和美容疑者が2人の関係を邪推していたとみている。章平容疑者は「妻からツイッターでのやり取りをやめるよう言われ、アカウントを削除した」と話しているという。【最上和喜、鈴木拓也、木原真希】
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