平川仁
【石川】エチオピアの森林に配慮して生産されたコーヒーが27日、高齢者らの交流の場になっている「Zenrin Cafe」=金沢市野町1丁目=で振る舞われた。近所の高齢者や民生委員ら5人が香り高いコーヒーを囲みながら、アフリカの現状に思いをはせた。
提供されたのは「エチオピア・モカ ワイルド・ベレテ・ゲラ」。開発途上国を支援する国際協力機構(JICA)と、UCC上島珈琲(神戸市)が現地の住民と協力して生産した。
店ではJICA北陸の野吾(やご)奈穂子さん(45)が生産の背景を説明した。エチオピアでは森林伐採が住民の大きな収入源のため、生産協力でコーヒーを輸出できる質まで高めることで収入源の転換を図り、伐採を減らしているという。
参加した松本幾子さんは「あっさりでおいしい。テレビでしか見ない問題の説明を直接聞けて良かった」と話していた。
コーヒーは60グラム590円(税込み)。UCCのオンラインショップ(https://coffeestyle.jp/)から購入できる。(平川仁)
からの記事と詳細 ( 素敵な香りから現状知って アフリカ産コーヒー地域交流のカフェで - 朝日新聞デジタル )
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