JR北海道は、暴風雪の影響で運休が続いている札幌と新千歳空港の間について、23日中の通常運転の再開は見合わせると発表しました。その一方で新千歳空港にいる利用客を札幌まで送り届けたいとして、除雪の作業などが終わりしだい臨時の列車を走らせたいとしています。
JR北海道は、23日午後6時半ごろ記者会見を開き、最新の運行状況について説明しました。
この中で23日夜中に運転を再開したいとしていた札幌と新千歳空港の間について、除雪作業に時間がかかっていることなどから23日中の通常運転の再開は見合わせると発表しました。
ただ新千歳空港にいる利用客を札幌までは送り届けたいとして、除雪の作業が終わって安全が確認されしだい新千歳空港を出発し札幌だけに停車する臨時の列車を運行したいとしています。
臨時の列車の出発時刻は未定だとしていますが、除雪作業には少なくとも午後9時ごろまでかかり、さらに安全確認に1時間から2時間ほどかかるため夜遅くになる見通しだとしています。
また学園都市線のあいの里公園と北海道医療大学の間と、千歳線の南千歳と苫小牧の間も除雪作業に時間がかかるとして終日、運転見合わせとなり、この結果23日の運休は、特急95本、快速エアポート137本を含むあわせて850本となります。
記者会見でJRは24日も影響は続くとしていて、学園都市線はあいの里公園と北海道医療大学の間、千歳線は南千歳と苫小牧の間で始発から運転を見合わせるとしています。
また函館線は小樽から岩見沢の間、千歳線は札幌から新千歳空港の間、学園都市線は札幌からあいの里公園の間で、朝から通常に比べて大幅に本数を減らして運転する予定だということです。
このほか札幌駅を発着する特急列車は、「北斗」はすべて運休、カムイ、ライラック、オホーツクは運転する予定のほか、「宗谷」は上りは運転する予定、下りは南稚内から稚内間で運休、「おおぞら」は午後から、「とかち」は昼ごろから、「すずらん」は夕方からそれぞれ運転する予定だとしています。
JR北海道は除雪作業の進み具合によっては変更もありうるとしていて、最新の情報をホームページなどで確認してほしいとしています。
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