サントリービールは、4月26日から「東京クラフト〈I.P.A.〉」を数量限定で販売している。同社 マーケティング本部の小林真梨子氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。
――商品開発の経緯を教えてください。
小林氏:半世紀以上にわたり、東京・武蔵野の地で伝統と革新をテーマにビールづくりに挑戦してきたサントリービールが、“東京”への愛着と敬意を込めて創りあげたのが「東京クラフト」ブランドです。
クラフトビールの代表の1つであるI.P.A.を、苦味と香りの個性はしっかりと感じながらも日常的に飲める、「いつもとちょっと気分を変えたいとき」のビールとして、より多くのお客様に手を伸ばしていただきたいとの思いから開発しました。
――どんな特徴があるのでしょうか。
小林氏:鮮烈な香りと力強い苦味が特長です。「東京クラフト」発売以降、限定品として毎年〈I.P.A.〉を発売しており、中味にもご好評いただいておりますが、今年はこれまでの発酵条件を見直すことで、シトラホップ由来の鮮烈な柑橘系の香りを強化しました。力強い苦味にも負けない香りを、飲んだ後の余韻までお楽しみいただけます。
――こだわりのポイントは?
小林氏:東京クラフトは日本人の嗜好に合う、個性的で、洗練された味わいのビールを日常的に愉しんでいただきたいという想いがあります。I.P.A.といいますと強烈な苦味のある個性的なビール、ゆえにデイリーではなくたまに飲むもの、とイメージされる方もいるかと思いますが、東京クラフト〈I.P.A.〉はI.P.A.ならではの苦味と香りをしっかりと立たせつつも、飲むのが楽しい、飲み続けたくなるような中味を目指して試作を繰り返しました。
――どんな人に飲んでもらいたいですか?
小林氏:ビール・クラフトビールが好きなお客さまはもちろん、クラフトビールに興味はあるけれどもまだ手に取っていない方にも飲んでいただきたいです。ビールの味わいの多彩さ・選ぶ楽しさ・飲む喜び、「ビールって色々な味があるんだ!」「ビールっておもしろい!新しい!」と感じていただけるよう、東京クラフトはこれからもさまざまな発信をしていきます。
――ありがとうございました。
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