Pages

Tuesday, June 7, 2022

「みょうがぼち」初夏の香り程よい甘さ 和菓子作り最盛期 - 岐阜新聞

青々としたミョウガの葉が巻かれた「みょうがぼち」=7日午前、本巣郡北方町高屋白木、とよだや高屋店

 岐阜県本巣郡北方町一帯で親しまれている初夏の和菓子「みょうがぼち」作りが最盛期を迎えている。

 みょうがぼちは、ソラマメのあんを小麦粉で練った生地で包み、ミョウガの葉で巻き、蒸して作る。「ぼち」は北方町一帯の方言で、小麦粉で練って蒸した食べ物を指す。程よい甘さとソラマメの食感が特徴。少なくとも明治以降、農作業の合間に食べるおやつとして作られていたという。

 北方町高屋白木の和菓子店「とよだ屋高屋店」では7日、従業員が青々としたミョウガの葉で生地を包み、蒸し器に入れて仕上げ、独特の香りを漂わせた。豊田喜美治店主(53)は「今年のミョウガは香りがよく、きれい。お客さまの期待を裏切らない出来になった」と話した。

 みょうがぼちは、ミョウガの葉がなくなる10月上旬ごろまで販売される。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 「みょうがぼち」初夏の香り程よい甘さ 和菓子作り最盛期 - 岐阜新聞 )
https://ift.tt/a0Sm8UC

No comments:

Post a Comment