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Thursday, August 25, 2022

ディオールの肌を柔らかく包む、白い花と"水"の香り。|Beauty|Beauty|madameFIGARO.jp(フィガロジャポン) - フィガロジャポン

編集者たちが毎月逸品を語る連載。今月は、ディオールの名香ジャドールから、新しい技術で生まれたジャドール パルファン ドーについて。

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ジャスミンとスターマグノリア、ネロリなどの白い花々が、ウォーターベースで柔らかくみずみずしく香る。ジャドール パルファン ドー 50ml ¥14,740(写真)、100ml ¥21,120(ともに8/26発売)

いつ頃からだろう。香水を「これが私の香り」と主張するものではなく、自分が心地よくいるためにつけるようになったのは。誰かにいい匂いと思われたら、それはとてもうれしいことなのだけど、自分だけがわかるくらいほのかな、まるで肌そのものの匂いになるような香りを選ぶようになってずいぶん経つ。

だから正直、オリジナルのジャドールはそれとわかる、とても華やかなフローラルブーケで、自分がその華やかさに及ばなくて身に纏うとずっと落ち着かなかった。でも。この水と花だけでつくられた新しいジャドール パルファン ドーは、乳白のミストがスキンケアのように肌にじゅわっとしみ込んで、肌そのものがほんのりいい匂いに変わる、まさにいまの自分が香水に求めているもの。

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グラースの契約農家で栽培されるサンバック ジャスミンは、ジャドールの香りの中心となる花。

ジャドールの主役のジャスミンとスターマグノリア、ローズ、ハニーサックル、さらに南仏ヴァロリスでオーガニック栽培されたネロリを加えた白い花のブーケは、フレッシュでグリーンのニュアンス。オリジナルよりも軽やかでみずみずしい。また、水と油性のフレグランスオイルを化学溶剤不使用で混ぜ合わせることができる、高圧ナノエマルジョンプロセスという特許技術を採用。アルコールフリーだから周りに香りが広がらず、自分のためだけに優しく香るよう。でも、オー ドゥ パルファンと変わらない香りの持続性があり、保湿効果もあるという。

やっと自分もジャドールが似合うかもしれない。ブランドの最新のテクノロジーのおかげだ。(編集SK)

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1.ジャドールはここから始まった。イランイランとダマスクローズ、ジャスミンによる芳潤なフローラルブーケ。ジャドール オー ドゥ パルファン 50ml ¥14,740 2.ネロリやローズに、ブラッドオレンジの酸味を添えた躍動感のあるオードトワレ。ジャドール オー ルミエール 50ml ¥12,210 3.フローラルにバニラとトンカビーンによるオリエンタルなノートが溶け合う。ジャドール ロー 40ml ¥21,120/以上パルファン・クリスチャン・ディオール

*「フィガロジャポン」2022年10月号より抜粋

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