熊本県の八代特産で世界最大のかんきつ類とされるバンペイユの出荷が本格化している。お歳暮など年末年始の贈答品の定番で、関東や関西など各地に出荷される。
バンペイユは直径20センチ前後で重さは2キロほどあり、爽やかな香りと上品な甘さと酸味のバランスが特徴。収穫後は皮をむらなく黄色に色づかせるためにビニールハウスで2週間ほど追熟させる。JAやつしろによると、八代市と氷川町の農家約90戸が計30ヘクタール栽培しており、今季は来年3月上旬までに約28万玉を出荷する予定。
同市豊原下町の同JA八代果実選果場では1日、農家や職員らがサイズごとに機械選別されたバンペイユを1玉ずつ確認。傷の有無や色などで三つの等級に分けて箱詰めした。同選果場長の稲田豊和さん(40)は「天候が良く、最近になって寒暖差も出てきたので、糖度も酸味も程よくおいしいものに仕上がっている。ぜひ食べてほしい」と話した。(山本遼)
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