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Tuesday, April 25, 2023

そよぐ紫と甘い香り 大山・住雲寺の六尺フジ見頃 - 日本海新聞

2023年4月25日

 「ふじ寺」の愛称で親しまれる鳥取県大山町古御堂の住雲寺の「六尺フジ」が見頃を迎えている。見物客は、フジ棚から垂れ下がる薄紫色の花を写真に収めるなどして楽しんでいる。

 吉本信裕住職(68)によると、今年は例年に比べて10日ほど早い今月10日に開花し、24日時点で八分咲き。29日前後がピークになりそうだという。

 境内に約600平方メートルの広さで枝が広がり、約3万房の花が付く。評判を聞いてカメラの練習に訪れた神田夢久さん(25)=米子市=は「ここまでたくさんのフジの花を見たことがなく、こんなにきれいな所があったんだ」と感激した。

 日没から午後10時ごろまではライトアップされたフジを楽しめ、5月10日までをめどに実施する予定。3、4両日には、コロナ禍で中止していた「藤まつり」が2019年以来4年ぶりに開催される。

 山陽や四国、関西地方のファンも増えており、吉本住職は「ピークは過ぎても花の香りを楽しんでもらえれば」と話した。

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