嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)と、株式会社エムアイフードスタイル(代表取締役社長執行役員:雨宮隆一、本社:東京都新宿区西落合)は、2023年12月1日(金)よりクイーンズ伊勢丹横浜店にて、お酒の風味を言葉にする日本酒ソムリエAI「 KAORIUM for Sake 」を試験導入いたしました。
※KAORIUMはSCENTMATIC株式会社の登録商標です。
クイーンズ伊勢丹 「KAORIUM for Sake」導入背景
クイーンズ伊勢丹では、売場での新たな体験価値の提供や売場に訪れたお客様により楽しい商品選びを提供したいと考えており、嗜好品としてのお酒選びにおいてもそうしたテーマを持って取り組みたいと考えていました。
「KAORIUM for Sake」は、膨大な言語表現と人の香りの感じ方に合わせて、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を学習した最先端のAIシステムです。
AIが持つ膨大な日本酒の風味データによって、最高の“人とお酒”のマッチングを導き出すことができます。そのため、一人ひとりの好みに合った日本酒を探せることや、料理に合うお酒を見つけることができ、新しい日本酒との出逢いや愉しみを提供することができます。
今回、この日本酒ソムリエAI「KAORIUM for Sake」が、クイーンズ伊勢丹の抱えるテーマに応える能性を見出し、試験導入が決定いたしました。今回は日本酒売り場に「KAORIUM for Sake」を二台導入、約250商品に対応しています。
また今後、笹塚店・三鷹店での試験導入も予定されております。
「KAORIUM for Sake」導入店舗
店舗名 :クイーンズ伊勢丹 横浜店
住所 :神奈川県横浜市西区南幸1-5-1 相鉄ジョイナス 地下1階
導入時期:2023年12月1日開始
香りと言葉を変換するAIシステム「KAORIUM」とは
KAORIUMは、セントマティックが開発した香りと言葉を相互に変換するAIシステムです。最先端のテクノロジーによって、曖昧で捉えにくい香りの印象を言葉で可視化したり、ある言葉に紐づく香りを導き出したりすることを可能にします。また、言葉を意識しながら香りを深く味わう体験は左右両脳を活性化し(※1)、私たちのまだ見ぬ感性への気付きをもたらします。香りと言葉をつなぐ今までにない体験が生み出す価値は、フレグランスの世界にとどまらず、感性教育、飲食体験、購買体験など様々な分野に新しいビジネスチャンスを生み出すものとして、その可能性に大きな期待が寄せられています。
(※1)参照元:「注意が脳での嗅覚処理に及ぼす影響 ―脳波計測により匂い呈示後1秒以内の脳活動の変化を検出―」
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20190322-1.html
【SCENTMATIC株式会社】
セントマティックは、香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAIツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUMの登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。
代表者:代表取締役 栗栖俊治
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号3階
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