Pages

Tuesday, December 12, 2023

あま~い香り漂う黒砂糖作り、熊本県天草市で最盛期|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞

 熊本県天草市佐伊津町で地元農家が育てたサトウキビを使った黒砂糖作りが最盛期を迎えている。作業は来年1月まで続く。

 佐伊津町では江戸時代から黒砂糖作りが盛んで、かつては各家庭でもサトウキビを栽培していたという。今では天草地域で約20軒まで減少したが、地元の農家などが2014年に「佐伊津黒砂糖組合」を結成し、生産を続けている。

 11日は組合員らが作業場で約1・5メートルのサトウキビを次々と圧搾機にかけ、約150リットルの搾り汁を釜で2時間半じっくり煮詰めた。湯気と甘い香りが漂う中、30キロほどの風味豊かな黒砂糖が出来上がった。

 組合の佐藤常三郎代表(83)は「今年は雨がほどよく降り天候に恵まれて、糖度の高いサトウキビができた。お茶請けになり、煮物などの料理に使ってもおいしい」と話している。市内の物産施設などで販売される。(平井智子)

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( あま~い香り漂う黒砂糖作り、熊本県天草市で最盛期|熊本日日新聞社 - 熊本日日新聞 )
https://ift.tt/vV91mOY

No comments:

Post a Comment