左上から時計回りに①焼酎プランテーションアイスティー②マルシカシークニンソーダ③パクチル④黄色い絨毯⑤フローズンフルーツサワー
○黄色い絨毯
よく冷えたグラスに、ライチとオレンジの間のような香りの芋焼酎「乙女桜」を1対1の水割りにして、仕上げにパッションフルーツシロップを注いで層を作ります。イチョウ並木の「黄色いじゅうたん」を思わせるかわいらしい一品です。アルコールは冷やすと飲みやすくなります。今回は乙女桜を使いましたが、代用する場合はフルーティーな香りの焼酎がお薦め。(本格焼酎Bar礎オーナー・池畑裕一さん)
○パクチル
かんきつ香とさんしょうのようなスパイシーさを持つ香辛料のマーガオを仕込んだ麦焼酎「チルグリーン」に、香りが独特な「パクチーすぴりっと」を合わせ、炭酸水で割ります。お好みでガムシロップで甘さを加え、くし切りにしたライムを加えて。エスニック系の料理に合うすっきりとした味わいです。生のパクチーで代用してもOK。葉をちょっとつぶしてから使うと香りが立ちますよ。(鹿児島焼酎Bar鹿チーフ・エイリー麻弥さん)
○マルシカシークニンソーダ
鹿児島は芋焼酎が有名ですが、黒糖焼酎も忘れてはいけません。徳之島の島ミカン「シークニン」を使った黒糖焼酎ベースのリキュールの炭酸割りは、爽やかな香りと味わいですっきりと飲めるのが特徴です。シンプルですが甘みもあり、焼酎を普段あまり飲まない人も飲みやすい1杯です。離島が多く、島ごとの個性が光るのも鹿児島の酒造りの特徴の一つ。家族が集まるお正月に飲んで、みんなで笑顔になってください。(居酒屋「和総」代表・鳥越慎一さん)
○フローズンフルーツサワー
ベリー系の冷凍フルーツを使い見た目も味も楽しめるように仕上げました。冷凍フルーツを氷代わりにグラスに入れ、芋焼酎と甘いサイダーを3対7の割合で注ぎます。芋焼酎はすっきりとした銘柄がお薦め。マドラーでかき混ぜたら完成です。フルーツが溶けたら焼酎デザートとしても味わえます。鍋料理との相性が抜群でごくごく飲めます。手軽に作れるので試してみて。(南九州酒販女性プロジェクトチーム「From0」)
○焼酎プランテーションアイスティー
焼酎の香りは紅茶の香りと相性がいいんです。今回はハワイで定番の紅茶の飲み方に焼酎を加えてアレンジしました。市販のストレートティーをパイナップルジュースで割って、トロッと滑らかでこくがありながらもするする飲める芋焼酎「長期貯蔵原酒みしま村」を合わせました。混ぜる前のグラデーションがきれいで、カットしたパインやレモンをグラスの縁に添えれば“映え”ます。(焼酎マイスター・吉満香さん)
■地域ごとに多彩な銘柄
鹿児島県では地域ごとに多彩な銘柄があり、古くから地元に根付いてきた。焼酎は鹿児島の暮らしや文化と切っても切り離せない関係だ。ただ、近年は販売が縮小。2022酒造年度(22年7月~23年6月)には、02年以来20年ぶりに県産本格焼酎の出荷量は9万キロリットルを割った。業界は香り系焼酎の開発やラベルデザインの刷新、輸出拡大などに力を入れている。
24年には国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に焼酎や日本酒、泡盛といった麹(こうじ)を使った日本の「伝統的酒造り」の登録を申請することが決まっている。登録が決まれば消費拡大や知名度アップにつながることが期待される。
からの記事と詳細 ( 焼酎が苦手な人でも(たぶん)大丈夫…香り系、炭酸割り お酒のプロが推す、あなたにピッタリのカクテル5選 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞 )
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