八女商工会議所の産業交流センターや、八女市宮野の健康増進施設「べんがら村」を運営するYMサービスなどが八女茶を使った茶そばを開発し、べんがら村のレストランで新メニューとして提供を始めた。
同市観光協会によると、これまで八女茶を使った茶そばはなかったといい、八女の新しい土産にしようと約1年かけて開発した。
そば粉に抹茶を練り込んでおり、一般的な茶そばは抹茶の量が1%未満だが、八女茶そばは3%に増やし、色味や香り、味を際立たせた。新メニューは「
10日にべんがら村で試食会が開かれ、三田村統之市長は「これまでにない新しいそばで、とてもうまい。多くの人に味わって楽しんでほしい」とPR。市観光協会八女福島支部の山口隆一支部長は「工夫を重ね、八女茶の産地ならではの茶そばができた」と胸を張った。
新メニューはランチ限定。べんがら村では、八女茶そばを240グラム入り756円で販売している。今後、市内の飲食店や商店でも提供、販売してもらう予定。
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