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Thursday, March 19, 2020

「ワークマン」時間帯でBGMや香りが変化する新コンセプトストアがオープン、目標売上高は3億円(FASHIONSNAP.COM) - Yahoo!ニュース

 ワークマンが「ワークマンさいたま佐知川店」をリニューアルし、新コンセプト「W's Concept Store」を採用した初の店舗「ワークマンプラス さいたま佐知川店」として3月26日にオープンする。時間帯で店頭演出を切り替えることで、仕事着と普段着の2つの側面を持つワークマンの商品特性を発信していくという。

【画像】一般客向けの「ワークマンプラス」に転換した店内

 W's Concept Storeでは、従来の「ワークマン(WORKMAN)」および「ワークマンプラス(WORKMAN Plus)」の店舗と同様に、作業服や作業用品をはじめ、自社ブランドのアウトドアウェア「FieldCore」、スポーツウェア「Find-Out」、レインスーツ「AEGIS」などの商品を取り扱うが、同社初の試みとしてMD構成を変えずに、時間帯に合わせて店頭演出を変化させる。

 ワークマンプラス さいたま佐知川店では、プロ客が多く来店する時間帯とされる7時~10時と16時30分~20時をワークマン、一般客の来店が多い10時~16時30分をワークマンプラス(WORKMAN Plus)に業態を転換。可動式の外看板を採用し、時間帯に合わせて業態を切り替えられるようにした。店内では、ワークマンプラスに転換する時間が近づくと作業服から普段着に着替える様子を描いた“変身ムービー“をディスプレイ上に映し出すほか、照明を無機質な昼光色から暖光色に切り替える。また、ワークマンではプロ客が仕事のやる気を出せるようなアップテンポのBGMと爽やかな香りを、ワークマンプラスでは一般客が落ち着いて買い物が楽しめるようアコースティックナンバーの楽曲やリラックスできる香りに変更するなど、ワークマンとワークマンプラスそれぞれの世界観を五感で体感できるストアへと生まれ変わる。

 コンセプトストアの出店のきっかけとして、同社の担当者は「肌感ではあるが、顧客や関係者と話すと半数近くがワークマンとワークマンプラスで同じ商品を扱っていることを知らなかった」と話し、店頭演出を通じてワークマンとワークマンプラス双方で同一製品の購入が可能なことをアピールする。

 同店における初年度の目標売上高は、既存店の平均的な目標数値の約2倍近くとなる3億円を掲げる。今後のコンセプトストアの出店計画については、現時点では未定だという。

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