女優長沢まさみ(33)が23日、都内で、主演映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(田中亮監督)の初日舞台あいさつを行った。東出昌大(32)小日向文世(66)らと続けてきた信用詐欺師(=コンフィデンスマン)を描いた人気シリーズの最新作で、18日に亡くなった三浦春馬さんも出演している。舞台あいさつ前の情報番組で長沢は「春馬君はとてもきらきら輝いているので、みんなの目に焼き付けて」と話した。三浦さんは前作に続き、恋愛詐欺師を演じた。

舞台あいさつの様子は、全国201劇場に生中継された。長沢は三浦さんの名前を出すことはなかったものの「愛すべきコンフィデンスマンたちが映画の中で頑張っています。その姿をたくさんの人に見ていただきたい」と話した。

願いに応えるよう、興収40億円突破が狙えるスタートとなった。新型コロナウイルス対策で、通常の半分の座席販売だが、配給の東宝は、前作の興収29・7億円を大きく超えるのは確実と発表した。

この日は朝から出演者が情報番組に出演し、三浦さんをしのんだ。フジテレビ系「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)で長沢は、三浦さんについて「愛嬌(あいきょう)があって人なつっこくて、正義感の強い子だった。弟のように思っていた」と語った。同局系「とくダネ!」(月~金曜午前8時)では東出が「当分は受け入れられない。頑張り屋さんで大好きだった」と語った。

舞台あいさつの最後に長沢は「これからもコンフィデンスマンとして頑張っていきたい」と、続編への期待を見せた。ほかに小手伸也、白浜亜嵐、関水渚、古川雄大が出席。