◇ビシエドさん家のフジくん~主砲のファミリーにかわいい豆柴が仲間入り!~
各地で記録的猛暑となった夏も過ぎ、朝、夕めっきり涼しくなってきました。12月生まれのフジくんにとっては初めての秋。今回は、そんなフジくんが、ちょっぴり大人になったお話です。
9月11日からビシエド選手は横浜、広島と続く1週間の遠征。アナイス夫人と子供たちも、この間、ちょっと所用がありお出かけ。フジくんも生後9カ月。いろいろ健康面をチェックするには良い機会ということで、検査を兼ねてペット用の病院に1週間ほど預かってもらうことになりました。
人間ドックならぬ「ドッグ・ドック」。フジくんお気に入りのドライフードをたっぷり持参し、生まれて初めてのお泊まりです。
寂しがり屋で、臆病なところがあるフジくんだけに、ダヤン・ジュニアくん(10)たちも「大丈夫かな?」と心配顔。一人、いや一匹、家族と離れ病院に向かうフジくんも、いつもと違う雰囲気を察したのでしょう。「ワン、ワン」と落ち着きなく騒いでいました。
でも、何事も経験。日本では古くから「かわいい子には旅をさせろ」と言いますからね。
そして1週間が経ち、ようやくわが家に帰れる日。検査の結果は、何の異常もなく健康そのもの。さらに先生から「とても人が好きで、頭も良いですね」の言葉をいただきました。
ボールなどを投げると、ちゃんとくわえて持ち帰ってくる。(そりゃ、ビシエド選手の愛犬ですから)。また、人に話しかけられると、そちらに顔を向けて聞ける。そうしたところで、利口な犬かどうかが分かるそうです。
何より、迎えに行った球団職員の人を驚かせたのが、行きとはまったく別人(別犬?)のような行儀の良さ。病院に向かうときにはジッとできず騒ぎっぱなしだったフジくんですが、帰りはドアを開けると自ら乗り込み、おとなしくシートにチョコン。朝、夕、先生と一緒に散歩するなど、規則正しい生活を送ってきた成果でしょうか…。
「待て」に続いて「おすわり」も、なんとなく理解できるようになってきたようです。そうそう、先生のお話では「お手」「おすわり」などのしつけは、ビシエド家の公用語であるスペイン語より、日本語で声をかけた方が反応は良いとか。やっぱり豆柴は日本犬。これも初めての外泊体験での新発見でした。
(月刊ドラゴンズ)
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