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Monday, December 7, 2020

フローラル系の甘い香りより柑橘系や無香料の甘くない〝ノンシュガラーな香り〟を好む女性が増えている理由 - @DIME

“甘すぎない”“甘くない”を好む「ノンシュガラー」がトレンドに

今、香りを中心に、グルメ・ファッション・メイクといった各分野において、「甘すぎない」「甘くない」系統を好む「ノンシュガラー」がトレンドになっている。

NSファーファ・ジャパンが20代から50代の女性(計400名)を対象に 実施した「令和の香りトレンドとノンシュガラーに関する意識調査」では、柑橘系や無香料といった“甘すぎない”香りはフローラル系などの甘い香りの3倍人気に。調査結果の詳細を見てみよう。

“甘すぎない”を香りを好む「ノンシュガラー」が人気

最初に好きな香りの系統について調査を行った所、1位柑橘系(34%)3位無臭・香料無添加(16%)といった甘すぎない香りを約半数以上の方が求めている結果に。

また、「他人がつけていると素敵だなと思う香り」では、1位無臭・香料無添加(41%)2位柑橘系(19%)と、自分だけでなく好きな人にも甘すぎない香りを求めている傾向が読み取れる。

さらに各年代における香りの人気度を比較すると、甘すぎない香り(柑橘系や無臭・香料無添加)と甘い香り(フローラル系など)を比べると、全年代を通して甘すぎない香りが約3倍人気という結果に。

女性の社会進出や嗜好の多様化の影響もあり、オフィスシーンからプライベートまで幅広いシーンで使い勝手の良い、甘すぎない香りを好む「ノンシュガラー」が今後トレンドとなってきそうだ。

コーヒーは「ブラック・微糖」派が約7割!炭酸飲料は約4割がレモン系か無糖といったスッキリ系

次にグルメ領域、特に飲料とスイーツという2軸で調査を実施した所、各年代で“甘くない””甘すぎない”ものが好まれているという結果に。疲れた時には甘いものというイメージもあるが、甘さ控えめや無糖を好む「ノンシュガラー」も多く、近年その考え方も変わってきているようだ。

コーヒーでは「ブラックや微糖」が好きという意見が74%(図1)という結果に。また、炭酸飲料においても、甘いジュースのようなものではなく、レモン系や無糖の炭酸水派が全体の4割超えと、さっぱりとしたものが好まれている(図2)ことが明らかになった。健康志向の高まりから無糖・微糖飲料の需要が増えていることが読み取れる。

また、お酒についての好みでは、カクテル・焼酎(お茶割やレモンなどすっきりとしたもの)・果実酒が人気の一方で、20代でも5人に1人が“甘くない”お酒(甘くないカクテル・焼酎やウイスキー・日本酒)を好む(図3)ことが分かった。近年では、レモンサワーやハイボールが男女問わず安定的な人気を獲得するなど、すっきり、キリっとした飲み口のものが好まれる傾向にあるようだ。

さらに、どのような味のスイーツが好きか伺った所、特に20代のうち、3割もの人が抹茶やほうじ茶・レモン系など甘さ控えめの味を好むと回答した。王道なバニラ系やチョコレート系ではなく、近年各社から多く商品が発売されていることからも分かるように、抹茶やほうじ茶ブームが影響しているようだ。

女性ファッションも“甘すぎない“がトレンドに

ファッション分野については、調査結果から、自身に合ったものをジャンル問わず取り入れる傾向にあることがわかった。

N=400

最初に、友達・好きな相手とそれぞれ出かける場合どのような服装をするか伺った所、どちらの場合も85%以上の女性が1位カジュアル系、2位きれいめ系と回答した。多くの人がシーンごとに服装の系統を大きく変えず、幅広いシーンで使える“甘すぎない”ファッションを好む「ノンシュガラー」が多いということが読み取れる。

また、“甘すぎない”ファッションの中でも、メンズのものを使用することに、抵抗ないと回答した人は83%という結果に。中でも進んで使用する人が16%と、令和時代のファッションは、性別関係なく楽しめるユニセックスファッションの流行をはじめとして、“良い”と思ったものは、ジャンル問わず自身に合ったものを積極的に取り入れていく時代のようだ。

メイクではフェミニンなピンクや赤系よりも、落ち着いた色味のブラウン系、元気な印象を与えるオレンジなどがトレンドに

 メイクの分野についても、対象者によく使用するメイク用品の色味について調査した所、落ち着いた印象を与え、幅広いシーンで使えるブラウンが約6割と最も多く、フェミニンな印象を与えるピンクや赤系は約3割に留まる結果となった。 

ブラウンやカーキなど落ち着いた色は全年代で好まれていますが、近年ではオレンジを使用することにより、ピンクや赤系に比べて、甘い印象ではなく、元気な様子を与えるようなメイクがトレンドとなっており、各年代それぞれ10人に1人は使用しているようだ。

甘い印象よりも元気な印象や落ち着いた印象を与えるメイクを好む「ノンシュガラー」も一定数いるようで、幅広いシーンで使用できることがポイントのようだ。「もう、甘さに頼らない」がテーマの人気プレミアム柔軟剤ライン 「ファーファ ファインフレグランス」

調査手法  : インターネットリサーチ
調査対象  : 20代~50代の女性
調査期間  : 2020年7月22日(水)有効回答数 : 400名

構成/ino.

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