福島テレビ
福島県 健康づくり推進課・渡邊重勝課長:「7人という多人数で、マスクなしで会食をされていたようで。換気もその間していなかったと」 福島県県の担当者が、感染拡大の要因をこう指摘した、いわき市のクラスター。 1月19日に、会食をした男女7人のうち、20代の男性の感染が1月28日に確認され、先に感染が判明していた4人とあわせてクラスターとなった。 残る2人は検査を受けて陰性の結果が出たが、いわき市が2回目の検査を進めている。 また会津若松市では、障がい者が入居するグループホームの職員と利用者あわせて5人の感染が確認され、クラスターとなった。 そして、南会津町の「田島ホーム」でも、利用者1人の感染が確認されクラスターは65人に拡大。 福島県内の病床の使用率は49.7%と、1月4日以来24日ぶりに50%を下回ったが、ひっ迫した状況は続いている。 福島県 保健福祉部・三浦爾次長:「高齢者の方が増えていますので、入院期間が通常より長くかかる傾向があるので、なかなか病床がうまく回らないということも今後懸念される」 福島県内では感染者の死亡も相次いでいて、28日は入院中だった90歳以上の女性が死亡し、死者は43人となった。
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