8年ぶりの楽天復帰が決まった田中将大投手(32)が古巣への復帰理由を語った。

30日、三木谷浩史オーナー(55)、石井一久GM兼監督(47)らと都内で行われた入団会見に出席。「キャリアの晩年ではなくて、いいタイミングで日本でばりばり投げたいという気持ちはあった。自分自身FAになったタイミングでは正直な話、ヤンキースと再契約してプレーしたい気持ちがあった。でも早い段階で(ヤンキースの)話を聞いて、別の道を歩むことになると思った。さまざまなことを考えた。いままで考えたことないくらい考えた。一番は自分がどういう野球をしたいのか。どういう環境の中でしたいのか。この厳しいコロナ禍の中で7年間評価してもらい、大きい契約もあった。その中でまた日本の方々の前で投げる。そこを上回るものはなかった」と思いを語った。

28日に楽天との契約に基本合意し、24連勝で球団初の日本一へ導いた13年以来8年ぶりの日本復帰が決まった。球団は2年契約で年俸9億円プラス出来高で、巨人菅野の8億円を超える日本球界最高年俸で迎え入れた。