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Saturday, March 6, 2021

君の関心 誰かの役に立つよ 今春から深掘り学習教室 - 中日新聞

ユースラボを開くはぐネットの高橋美乃里さん(左)とサポーターの松田知将さん=野々市市本町で

ユースラボを開くはぐネットの高橋美乃里さん(左)とサポーターの松田知将さん=野々市市本町で

  • ユースラボを開くはぐネットの高橋美乃里さん(左)とサポーターの松田知将さん=野々市市本町で

◇野々市の子育て支援法人

 子育てを支援する野々市市の一般社団法人「はぐネット」が今春、子どもが興味のあることや関心事を探究し、社会にどう役立つかを学ぶ教室「ユースラボ」を、同市本町の複合施設「にぎわいの里ののいち カミーノ」で開く。はぐネット代表の高橋美乃里さん(39)は「一人一人が熱中できることを見つけるお手伝いをしたい」と話す。

 探究するテーマは自由。例えば「ゲーム」なら、高齢者施設のリハビリにゲーム性を持ち込むことで、利用者が楽しみながら体を動かす事例を学ぶ。一緒に考え、助言するサポーターも参加する。調べた成果の発表会も開く。

 教室は、はぐネットが二〇一八年から開く子ども向けイベント「こどもミュージアム」の一環。国が児童生徒一人一人に「個別最適化」した教育環境を整えるGIGA(ギガ)スクール構想を踏まえて企画した。サポーターには、同市の英会話講師「ZUMA(ズマ)」こと、松田知将(かずまさ)さん(25)ら県内で活動する四人が就く。高橋さんは「君のワクワクは、誰かの役に立っていると知ってほしい」と話している。

 対象は新小学五年生から中学三年生で、定員は二十人。三月二十七日にカミーノでオリエンテーションがある。四月七日〜五月二十六日に調べ学習、同二十九日に発表会を予定する。調べ学習はオンラインでも参加できる。教室の参加費は一人三千円(税、保険料込み)。ホームページ(「はぐネット」で検索)から申し込む。(都沙羅)

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