IBC岩手放送
岩手県と盛岡市は8日、新たに10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表しました。またイギリス型とは異なる新たな変異ウイルスが増えている傾向が明らかになりました。 新たに感染が確認されたのは盛岡市や奥州市、一関市、それに中部保健所管内、奥州保健所管内に住む、10歳未満から60代の男女10人です。いずれも重症ではありません。 このうち盛岡市の30代女性は、中央卸売市場に勤務している盛岡市の職員で、クラスターが発生した盛岡市内の教育保育施設に、子ども2人が通っていました。ただ子ども2人からはウイルスが検出されていません。ほかの人に感染させる可能性のある期間中、女性は自宅待機中だったたため、盛岡市は職場での感染の広がりについては可能性が低いとみています。現在、感染の経路を調べています。 また中部保健所と奥州保健所管内の40代、50代の会社員3人は、今月2日と4日に同じスポーツをしていて、その際に感染が拡がったのではないかとみられています。 一方で8日は既に入院中の患者1人が、重症となったことが発表されました。現在、県内の重症患者は1人です。 ところでウイルスが検出された検体を、国立感染症研究所に送り行っている定期検査で、先月公表分の検体40件のうち31件が、国内で最近多く確認されている、E484K変異ウイルスと呼ばれるものであったことが明らかにされました。この変異ウイルスについては、イギリス型ウイルスのように感染力が強いなどの特徴は示されていないということです。 (県保健福祉部・工藤啓一郎理事心得) 「E484Kについては対応は、他の今までのウイルスと変わらないということですので、ことさら慌てる必要は無いと思っています。株がこれまでの株から切り替わってきているのだろうと思います」 県内の患者の累計は732人となりました。
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