大阪府の吉村洋文知事は10日夜に出演した民放のテレビ番組で、大阪市内に5日から1カ月間適用されている「まん延防止等重点措置」の効果が見られなかった場合、「緊急事態宣言の要請も考えたい」と発言した。適用から2週間となる19日以降の感染者数の推移を見極めながら検討するとした。
大阪府内では2月末をもって2度目の緊急事態宣言が解除されたばかり。吉村知事は3度目の宣言が発令される場合にはより強い感染症対策を取れるよう国と協議する考えも示した。
吉村知事はこれまで緊急事態宣言の発令を要請するかについて、大阪市内へのまん延防止措置で飲食店へは午後8時までの営業時間短縮を要請していることを強調。「ほぼ宣言と同じ内容だ」と述べ、消極的な姿勢を示していた。
だが、この日は、府内の感染者増は今後も続くとの見通しを示し、休業要請の可能性にも言及。「感染の山が抑えられないのであれば、休業要請ベースの宣言をしないといけない。そうでなければ感染拡大は抑えられない」と述べた。【石川将来】
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