優勝のボードを掲げる谷本君
自宅の練習台で華麗なジャンプを見せる
岡山県美咲町立加美小３年の谷本怜雅（りょうが）君（８）が、茨城県で今月行われた自転車ＢＭＸフリースタイル・パークの「マイナビ・ジャパンカップ」に出場し、男子７～９歳の部で日本一の栄冠を手にした。谷本君は「優勝できてうれしい。これからも練習を頑張り、大きくなったらオリンピックに出たい」と話している。
ＢＭＸフリースタイル・パークは、東京五輪の新種目に採用された自転車競技。大小さまざまなジャンプ台を用い、空中でハンドルを回したり、自転車ごと回転したりして、技の難易度や完成度で得点を争う。
１４～１６日にあった大会には、東京五輪代表の中村輪夢（りむ）選手（ウイングアーク１ｓｔ）ら約６０人がエントリーし、年齢や男女別などの１０部門で争った。男子７～９歳の部には全国の強豪７人が出場。谷本君は、空中で車体だけを横回転させる「テールウィップ」など高難度の技を次々成功させた。
谷本君は、かつてＢＭＸに取り組んでいた兄の影響で、５歳の時に競技を開始。週２回ペースで練習を重ね、昨年９月には岡山市役所駐車場で開かれた全日本選手権男子７～９歳の部で２位入賞を果たした。
現在は自宅の練習台のほか、岡山市内にある屋内練習施設で、東京五輪代表の大池水杜（みなと）選手（ビザビ）らと一緒に練習に励んでいる。「テクニックを磨き、もっと難しい技にも挑戦する。世界大会やオリンピックで金メダルを取りたい」と夢を広げている。
からの記事と詳細 ( ＢＭＸで日本一 美咲の谷本怜雅君 夢は五輪で金メダル：山陽新聞デジタル｜さんデジ - 山陽新聞 )
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