なかなかの良型アユをゲット 釣り応え十分です!=和歌山県古座川町の古座川で
今年も暑い夏がやってきますね。汗をいっぱいかいたらお風呂に入ってサッパリ! そ・し・て…待ちに待った晩酌タイム。いつも以上にグッときますよね〜♪「そらなさゆりの釣り晩酌」第11回は、そんな夏の宵にもってこいの旬のお魚、アユを使ったお料理3品をご紹介します!
皆さん、アユの香りをご存じですか? アユは「香魚」と呼ばれるほど、特徴的な香りをもつ魚。例えるならスイカのようなウリっぽい香り。これはアユの体内の不飽和脂肪酸が酵素によって分解されたときの匂いなんだそうです。
基本的にアユは草食で、石についているケイソウ類(コケ)を主食として食べていますが、育ち方によって香りも違ってくるそう。今回のアユはスーパーで買った養殖ものでしたが、しっかりウリの香りがしました。夏を感じ、なんだかうれしくなりました。
◆魚の習性生かす友釣りが大好き
そんなアユは釣り方もさまざまですが、私は友釣りが大好き。アユが居そうな場所におとりアユを泳がせて、縄張りを守るために追い払おうとしてきたアユが、もう1本の針に引っ掛かるという釣法です。
おとりアユに「頑張って」と声をかけ、「こっちだよ」と泳がせたい方向へ誘導し、うまく泳いでくれる時もあれば、その場所へ行くことを嫌がったり。アユによって個性を感じる所も本当に面白いです。
アユがかかった瞬間のあの手応えは思い出しただけでもドキドキしちゃいます。自然豊かな景色の中で、足だけ川につかり、セミの鳴き声を聞きながら熱中するアユ釣りは、心が洗われます。
◆有馬煮 山椒が効いているじゃあ~りませんか
<作り方>
(1)アユのヌメリと内臓を取り除いたら、ぶつ切りにし、キッチンペーパーで水気をとる。
(2)ゴボウを4センチ幅に切り縦に十字に切り、4等分する。切ったごぼうは水にさらし、しばらくおいてから水気をきる。
(3)鍋にしょうゆ、みりん、酒、砂糖、山椒を加え、ひと煮立ちさせた後、(1)(2)で処理したゴボウとアユを加える。
(4)落としぶたと、フタをし、弱火で20分ほど煮る。
(5)盛り付けて山椒を振れば完成!
◆ ◆ ◆
有馬煮は、お魚やお肉などをしょうゆや酒で濃く味付けし、実山椒を加えて煮たものをいいます。兵庫県の有馬が山椒の名産地であることから「有馬煮」と名づけられたそう。
ピリッときいた山椒がアユのうま味を際立たせてくれます。これは焼酎にピッタリのお味。ゴボウに味が染みて白いご飯にも合いますよ♪
★有馬煮の材料
アユ…2匹
ゴボウ…1本
しょうゆ…大さじ3
みりん…大さじ4
酒…大さじ4
砂糖…大さじ2
山椒…小さじ3
◆アヒージョ パンにも合う!白ワインで
<作り方>
(1)アユを3枚におろし、4等分に切り、塩コショウを振っておく。
(2)ニンニクを薄くスライスする。
(3)ゆでたブロッコリーを食べやすい大きさに切る。ミニトマトのへたはとっておく。
(4)鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニク、唐辛子を加えたら香りがつくまで弱火にかける。
(5)アユ、ブロッコリー、ミニトマトを加え、中火で5分ほど煮る。
(6)バゲットを添えたら、できあがり!
◆ ◆ ◆
和食のイメージが強いアユですが、洋風にしてもおいしく頂けるんですよ♪ アヒージョは簡単なのに凝ったお料理にみえるのがいいですね(笑)。彩りがいいので、テーブルが映えていい感じ。アユを釣って、そのまま河原でBBQもいいですね〜!白ワインにピッタリの1品です♪
★アヒージョの材料
アユ…2匹
ニンニク…1片
ゆでたブロッコリー…100グラム
ミニトマト…5個
唐辛子(輪切り)…小さじ1
塩コショウ…少々
オリーブオイル…150cc
バゲット…4切れ
◆梅肉焼き “私上”一番のデキ
<作り方>
(1)アユの尾から頭に向かって包丁を動かし、ヌメリをこそぎおとす。腹に切り込みを入れ、内臓を取り出す。
(2)アユの両面に塩を振り、余計な水分をとる。これは、下味をつける目的もあります。
(3)大葉を縦半分に切り、軸を取り除いておく。
(4)梅干しの種をとり、包丁でたたく。
(5)たたいた梅干しに、酒とみりんを入れ、よく混ぜ合わせる。
(6)アユの腹に大葉を2切れずつ入れる。この時、身に貼りつけるように入れると梅を入れやすいです。
(7)1匹のアユに対し、混ぜ合わせた梅半量を腹に入れる。
(8)フライパンに油をひき、アユを焼く。
(9)中火で両面を5分ほど焼き、こんがり焼き色がついたら完成です(アユの大きさにより火加減と時間は調整してください。今回は23センチのアユ)
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