サッカー日本男子が53年ぶりのメダル獲得まであと1勝に迫った。若き守護神たちを指導するのは、1996年アトランタ五輪で「マイアミの奇跡」の立役者となった川口能活(よしかつ)GKコーチ(45)だ。「最後のとりでとしてゴールを割らせない心構え」を伝える。
7月31日の準々決勝ニュージーランド戦。PK戦の直前、GK谷晃生に相手キッカーの特徴を伝える川口コーチの姿があった。
「お前の判断で、自信を持ってやれば止められる。ヒーローになってこい」
背中を押された谷はPKを1本止めた。
「動の川口」と言われた現役時代そのままに、指導する姿はエネルギッシュだ。球をキャッチするのか、弾くならどこへ。不規則な軌道の球を蹴ってGKに実戦を意識させる。谷は「細部までこだわることが必要だと感じる」と話す。
2018年に現役を引退した…
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