沖縄県国頭村の辺土名漁港を埋めた軽石の下で、2~6センチほどの小魚が大量に泳いでいる。漁師も「港内はこの魚ばかり。これまでなかった光景だ」と驚く。
魚の生態に詳しい琉球大学の立原一憲教授(魚類学)によると、小魚は世界の温帯から熱帯の海に広く分布するアミモンガラの稚魚。体を横にし、軽石や木の破片に擬態して浮遊するという。
立原教授は港にいる稚魚も「軽石と一緒に沖合から運ばれてきた」とみる。「港内の他の魚への影響は少ないと思う。軽石が除去されれば、本来は沖合性なので次第にいなくなるだろう」と説明した。
25日に授業で港を訪れた辺土名高校2年の仲地星空(そら)さん(17)は「流木の下で漂流する稚魚を見たことがあるが、こんなに大量に漂っているのは初めて見た」と話した。
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