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Wednesday, October 27, 2021

ユズ 甘酸っぱい香り - 読売新聞

 ユズの産地として知られる古座川町北部の平井地区で27日、収穫したユズから果汁を搾り出す作業が始まった。12月上旬まで続き、主にジュースやポン酢、マーマレードなど約30品目に加工され、京阪神などへ出荷される。

 朝晩の寒暖差が大きい平井地区は、ユズ栽培に適しており、約70軒が15ヘクタールで育てている。今年は夏の長雨の影響からか、色づきがやや遅れたものの、実は大きめで品質も上々という。収穫量は例年並みの70~80トンを見込んでいる。

 収穫は23日に始まり、農事組合法人「古座川ゆず平井の里」加工場に運び込まれている。直径6~8センチのユズ約1・5トンが機械で水洗いされ、次々に搾汁機にかけられると、加工場内に甘酸っぱい香りが広がっていた。

 同法人の宇田篤弘・代表理事(63)は「ユズはビタミンCも豊富。コロナで不安を感じている人も、さわやかな香りで元気になってもらいたい」とPRしている。

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