県西部の小中学生が夏休みの自由研究や科学部の研究での成果を披露し、内容や発表技術を競う「第六回小・中学生理科研究プレゼンテーションコンテスト」(中日新聞東海本社など後援)の表彰式が二十一日、浜松市中区の静岡大浜松キャンパスで開かれた。最優秀賞の小学生の部は聖隷クリストファー小(同市北区)五年の土本(どもと)桔平君(11)、中学生は同市三方原中二年の山田健人さん(14)が選ばれた。 (山本晃暉)
県内の大学や自治体、企業などでつくる「トップガン教育システム協議会」が主催。表彰式には十月に浜松科学館で行われた決勝大会で入賞した三十三組が出席した。同協議会の木村雅和会長らから、賞状が授与された。
最優秀賞の二人は研究内容だけでなく、ポスター発表の伝え方でも高評価を受けた。土本君はプラスチックと人間、生態系の関係について、遠州灘海岸と奥浜名湖に浮いていたマイクロプラスチックの違いなどから説明。「海岸清掃に参加し、環境について興味を持った」と研究のきっかけを話す。二年連続の最優秀賞となった山田さんは、昨年度に続き電気を使わない自動販売機をレゴブロックで製作。さらなる改良を求め、長年の課題だったというおつりが出る仕組みにも取り組んだ。「来年も良い発表をしたい」と意気込んだ。
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