夜眠れないことほどつらいことはない。寝返りを打ったり、メンタルが疲れているのではないかと心配したり、夜の暗闇の中で延々と不安な気持ちを反芻したり。
残念ながら、不眠症はこれまで以上に蔓延しており、2021年の調査によると、成人の36%が週1回以上の頻度で寝付けないと回答。また別の調査ではパンデミックの最初の年に、眠れないという経験をした人が、6人に1人から4人に1人に増加したという結果も出ている。
眠れないという不幸を経験したことのある人なら、おそらく質の高い睡眠をとるためには何でも試してみたのではないか。インターネット上をサーチすると、認知行動療法、SADランプ、ヨガなど、不健康な睡眠パターンに対処する情報が溢れている。
「睡眠不足はそれ自体がもはや流行であり、世界的な問題。睡眠はこれまで以上に重要視されています」と語るのは、アロマとスキンケアのプロダクツを開発しているSubtle Energiesの創設者であるファビア・イラ二氏。「一般的に、エッセンシャルオイルには、心を落ち着かせたり、リラックスさせたりする効果があることが知られていますが、中には、嗅覚を介して脳の大脳辺縁系領域に働きかけ、松果体や下垂体に影響を与え、睡眠を助けるホルモンのバランスを整える効果があるものもあります。
アロマ・アクティブ・ラボラトリーズのマスターブレンダーであるルーク・テイラー氏も、こう語る。「自分が本当に充実した睡眠を経験していた頃を思い出してみると、眠りにつく前にリラックスを感じていたかもしれません」。
両専門家によると、メラトニンを含む体の自然な睡眠ホルモンを活性化する特定の化学成分を含むエッセンシャルオイルがあるという。ここでは、睡眠を助けることが知られている精油と、就寝前の習慣に取り入れる方法を紹介しよう。
からの記事と詳細 ( 眠れない? 熟睡できる香り4種をプロがレコメンド。 - VOGUE JAPAN )
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