「ふくゆい」香り爽やか 水戸産ブランド梅出荷 - 茨城新聞クロスアイ

水戸市産のブランド梅「ふくゆい」の出荷が10日、同市飯島町のJA水戸西部営農資材センターで始まった。同センターに朝から梅農家が大きく艶のある青梅が運び込まれ、爽やかな香りを周囲に漂わせた。

「ふくゆい」は「福」を「結ぶ」という意味が込められ、市の「梅産地づくり事業」として2017年から出荷が始まった。今年は3月ごろの低温などのために不作となり、収穫量約3.5トンを見込む。収穫された青梅は主に梅酒や梅菓子として商品化される。

74キロを出荷した同部会の井上信男さん(70)は「今年は天候に恵まれず、全体的に小ぶり。これからも勉強して良い梅をつくりたい」と話した。

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