2022年8月22日
夏もスキー場へ-。若桜町※米(つくよね)のわかさ氷ノ山スキー場で、オフシーズンを活用して生産する夏イチゴが収穫期を迎えている。標高900メートルの冷涼な気候と、高峰ならではの寒暖差を生かして作られたイチゴが人気を集めている。
スキー場を経営する若桜観光の山根政彦代表(60)が、10年ほど前から栽培を開始した。国産の夏イチゴの生産数は全国的に少なく貴重。甘酸っぱい味わいが特徴で、現在は県内などの洋菓子店を中心に出荷し、重宝されている。
毎年、雪解けを待ってスキー場をイチゴ畑に転換し、4月中旬ごろから苗の植え付けを開始。7月末から10月半ばごろまで収穫できる。また、8月末まで同所で開催する「若桜氷ノ山GoGoバーべーキュー」の利用者は無料でイチゴの収穫体験ができるなど好評だ。
現在は同町内で2戸が生産。山根代表は「県外からの注文も多いが、生産が追いつかず断っている状況」とし、「今後、地元の生産者を増やし、“氷ノ山の夏イチゴ”というブランド定着に向けて頑張りたい」と話した。
※は春の日が旧からの記事と詳細 ( 夏のスキー場いい香り 夏イチゴ 氷ノ山収穫期 - 日本海新聞 )
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