邑楽町中野の永明寺にある国指定天然記念物「永明寺のキンモクセイ」の花が満開となり、周囲に甘い香りを漂わせている。
町生涯学習課によると、永明寺のキンモクセイは樹高８メートルで、樹齢は推定約７５０年。１９６６年に台風で倒れたが、残った根から再び成長したという。住職の男性は「大切に育ててきた。香りに癒やされ、穏やかな気持ちになる。花が落ちても、黄金のじゅうたんを敷き詰めたようできれいだ」と話していた。開花は例年より２週間ほど遅く、あと数日は楽しめるという。
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