山形市で5日、生産が盛んなキュウリの選果作業が始まった。「春物」は特に香りが強く、生産した農家は丸かじりで味わってほしいと話している。
稼働が始まったのは、山形市南石関にあるJAやまがたのキュウリ選果場。作業に先立ち、JAと市場の関係者や生産者が出席して出荷の安全を祈願した。
5日、選果場に運び込まれたキュウリは、全てハウス栽培された「春物」で、全て、朝に収穫されたもの。レーンの上で大きさや形が仕分けられ箱詰めされた。
「春物」は露地栽培する夏物に比べ、香りが強く、みずみずしいのが特徴で、先月の雪や低温により、例年より5日ほど生育が遅れたが、適切に湿度と温度を管理した結果、出来は良いという。
(JAやまがた広域きゅうり部会・菊地晋部会長)
「一番は一本を味噌をつけて丸かじりしていただくと、とてもみずみずしい香りの強いキュウリに出来上がっているのでぜひ一人一本丸かじりしていただいて春の香りを楽しんでいただければ」
ということで、春物のキュウリを頂くと...。
(リポート)
「まずは(割って香り)割った瞬間の香りが強い気がする。普通のキュウリよりも甘みも感じる」
JAやまがた管内は、キュウリの生産が県内で最も盛んで、12月まで続く今シーズン、約1624トン、額にして約5億円の出荷を目指している。5日選果されたキュウリは、6日には県内のスーパーなどに並ぶ予定で、食卓で春を感じる香りが楽しめそうだ。
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