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丸仙製パンが開発した「潮風ブレッド」＝志摩市役所で |
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新型コロナウイルス感染症の影響で消費が落ち込んでいる海藻を使った食パン「潮風ブレッド」が志摩市で販売されている。ヒジキやアラメを練り込んであり、地元の海藻の消費につなげる。
ヒジキは市内で年間約五十七トンの水揚げがあり、九州方面の学校給食の食材として出荷されている。しかし、二月末からの休校で給食もキャンセルとなり、地元の加工会社が大量の在庫を抱えている。
それらを活用し、商品化したのが市内の丸仙製パン。伊勢志摩地域の小中学校にコッペパンや食パンなどを納入しており、そのノウハウを生かした。
ヒジキやアラメ約十五グラムを仕込み水で戻し、パン生地に練り込んで焼き上げた。いずれも一・五斤でヒジキ入りは六百円、アラメ入りは四百八十円で販売している。同社の小川満久社長は「海藻はカルシウムが豊富。ほのかな磯の香りもするのでオススメ」と話す。
同社は移動販売車で週二回程度、市内を巡回しており、その際に商品を販売していたが、緊急事態宣言を受け、二十日以降は休止している。購入を希望する際は電話＝０５９９（４５）００１１＝かメールで。
（山村俊輔）
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April 24, 2020 at 03:06AM
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海藻入り食パン販売 ほ～んのり磯の香り、カルシウム豊富 - 中日新聞
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