2020年11月08日12時59分
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣になられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」が8日、皇居で行われた。天皇の弟を皇嗣と宣言する憲政史上初の儀式。上皇さまの退位、天皇陛下の即位に伴う国の儀式の締めくくりとなる。
中心儀式「立皇嗣宣明の儀」は、国事行為として、宮殿「松の間」で午前11時すぎから始まった。天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻、9人の皇族方のほか、三権の長や閣僚、地方自治体の代表、外交団長ら46人が参列。陛下は「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」、秋篠宮さまは「黄丹袍(おうにのほう)」の装束姿で臨んだ。
陛下が「文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」と述べた後、秋篠宮さまが「皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と決意を述べた。この後、菅義偉首相が「一同心からお祝い申し上げます」と祝辞の「寿詞」を述べた。
同11時25分からは、宮殿「鳳凰の間」で、皇室に代々伝わる皇太子の守り刀「壺切御剣」を陛下が秋篠宮さまに授ける儀式が行われた。その後、秋篠宮さまは皇居・宮中三殿に馬車で移動し、同妃紀子さまと共に宣明の儀を挙げたことを報告する儀式に臨んだ。
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