一定期間、定額でさまざまなサービスを受けられる「サブスクリプション(サブスク)」が市民生活に浸透する中、三河地方でも一風変わったサブスクが誕生している。長期化する新型コロナウイルスの影響を打開するため、考え付いたり、コロナに伴う新たな需要を取り込んだりと背景はさまざまだ。豊橋市と岡崎市の二企業の事業を紹介する。 (酒井博章)
コロナ疲れを癒やす目的で植物の力が注目される中、花のイベント企画などを手掛ける「HANAイノベーション」(豊橋市神野新田町)は、花や植物の香りを届けるサブスクの代理店を担う。五年ほど前に業務を始め、オフィスや店舗での契約を増やしている。
米国発のサービスで、ナノレベルまで小さくした香りの液体を専用機械で噴霧し、店舗やオフィスの広い空間を程良く香らせる。集中力アップに効果があるとされるユーカリ系の香りが人気だという。近藤祐司代表(44)は「職場環境の改善の手法として、企業での導入が進んでいる」と手応えを感じている。貸し出し専門で、月の料金は九千五百円から。
創業百四年を誇る老舗の岡崎製材(岡崎市戸崎元町)は四月、無垢(むく)のテーブルを専門にしたサブスクを始めた。...
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