バラの花と香りが楽しめる岐阜県飛騨市河合町角川の香愛ローズガーデンが19日、今季の開園を迎えた。初日は地域特有の食用バラと緑濃い森に親しむ催しがあり、来園者に山間にあるのどかなバラ園を印象付けた。
同ガーデンは同市が2005年に設け、第三セクター「飛騨ゆい」(同市河合町)が管理運営。小鳥川沿いの約8300平方メートルの園内にカフェオレのような色合いの花をつける「ローズ飛騨」など4200株ほどのバラが植えられている。
園内はピンク、赤橙、黄、白などのバラの花が咲いて甘い香りがしており、来園者が園内を回って花をめでている。
同ガーデン駐車場では食用バラと森がテーマのイベント「バラモリ」があり、同町の自然の恵みを活用する暮らしが紹介された。
バラモリは地元有志らでつくる実行委員会が企画。食用バラを使った焼き菓子やドリンク、同町で栽培されたトマトを材料にした食品、野草茶などが販売された。場内では、河合小学校地域学校協働本部による「河合っ子マルシェ」も行われ、同校児童が山中和紙で作ったバッグやクロモジの木の人形、木の葉と実をケースに収めた「森の標本」、飛米牛(ひめぎゅう)コロッケなどを説明しながら購買を勧めた。
同校6年の女子児童は「多くの人に河合の良さを知ってもらうことができてよかった」と話した。
同ガーデンは午前9時から午後5時まで開園され、入園は無料。定休日は月曜日。
からの記事と詳細 ( バラ4200株、甘い香り、香愛ローズガーデン開園 食用品種と森に親しむ - 岐阜新聞 )
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