花々と果実が重なり合う香り、グタールの「プチシェリー」。エターナルな魅力を持つ香りに秘められたストーリーとは? プチシェリーの世界観を五感で味わえる、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルでのフレグランスイベントやフラワーディスプレイ、ナイトアフタヌーンティー体験とともにお届け。
パリで誕生した、「人生を語る香り」のメゾン。
メゾンフレグランスの草分けとして、パリで誕生して以来40年以上愛され続ける「グタール」。創業者のアニック・グタールは、パフューマーとしては異色の経歴の持ち主だ。幼い頃から音楽に情熱を傾け、ピアニストとして活動していた彼女は、著名な写真家に見いだされたことでモデルのキャリアをスタートする。約10年間、モード誌などの第一線で活躍したのちモデル業を引退。グラースに移り住んで、アンティークディーラーとしての新たな一歩を踏み出した。
「香りの都」と称されるほど、香水産業がさかんなグラースに導かれたことは、アニックにとって運命だったといっても過言ではないだろう。ディーラー業の傍らで、香りについて真摯に学び、知識を深めていった彼女は、特別な才能を開花させることになる。それは「人々の心に語りかける、エモーショナルな香りを生み出す」という希有なセンスだ。
グタールのフレグランスがほかのメゾンと一線を画するのは、いずれも「人生のひと幕」を切り取ったような作品であること。たとえば、幼い頃に花冠を編んで遊んだ幸せな記憶、愛しい人の肩に頬を寄せた時の甘く切ない感情――。私的でありながら、普遍的なストーリーであるがゆえに、グタールの香りは人々の心に語りかけ、魂を揺さぶる存在となる。1981年にパリのベルシャス通りにメゾンをオープンするやいなや、アニックの編み出す「人生を語る香り」は、世界中の人々を魅了した。
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母から娘へ。慈愛に満ちた「プチシェリー」の香り。
メゾンを代表する香りのひとつが「プチシェリー」。アニックが「小さな愛しい人(=プチシェリー)」と呼んだ、愛娘カミーユのために創り上げた特別な香りだ。
ひと噴きすると、透明感あふれる洋ナシとローズが香り立ち、やがてバニラとムスクの温もりが、抱きしめるように花々と果実のみずみずしさを包み込んでいく。そっと肌をなでるようなやさしい香調からは、娘に向けたアニックの慈愛に満ちたまなざしが伝わってくるよう。母娘の特別な愛情を表現した「プチシェリー」は、日本においてもベストセラーとして愛され続けている。
そんなプチシェリーのオードパルファムに、いまだけの限定品として30mlサイズが登場。手のひらにしっくりなじむ大きさのボトルには、アイビーの美しい花冠を施したラベルや、ゴールドのリボンがあしらわれている。アイビーは、カミーユが子ども時代に大好きだった自宅の庭の風景を、ゴールドのリボンは、アニックが父の洋菓子店で親しんだ懐かしい思い出を表現したもの。「家族の愛しい思い出」が詰まった香りは、大切な人へのギフトとしても活躍してくれるだろう。
グタール プチシェリー オードパルファム 30ml ¥16,940(数量限定販売)/ブルーベル・ジャパン
初夏の日差しが降り注ぎ、肌の露出も増えるこれからの季節には、プチシェリーの香りとともに全身に寄り添うボディケアアイテムも見逃せない。
トロリと蜜のような感触がふんわりとした泡に変化し、しっとりと洗い上げてくれるシャワーオイルと、みずみずしい感触でなめらかに肌になじみ、豊かな潤いで全身を包み込むボディミルク。それぞれ単品で使って、フレグランスよりもほのかなプチシェリーの香りを纏うもよし。さらにオードパルファムを重ねると香りに奥行きが増して、一日中幸福な気持ちで過ごせるはず。花々と果実が織りなす、慈愛に満ちたプチシェリーの世界を、心ゆくまで楽しんでほしい。
左から、グタール プチシェリー シャワーオイル 250ml ¥10,890、同 ボディミルク 250ml ¥11,330/ともにブルーベル・ジャパン
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プチシェリーの世界を五感で味わう、特別イベントを体験!
そんなプチシェリー、そしてグタールのフレグランスの世界を五感で味わう素敵な体験はいかが? ストリングスホテル東京インターコンチネンタルでは、現在プチシェリーとコラボレートした「プチシェリー 'ルージュ' アフタヌーンティー」を提供している。
5月21日には、香りの専門家パルファム ソムリエールを迎えた特別イベントを実施。参加者は優雅な香りと花々に満たされ、至福の時間を過ごした。
装花ブランド「スピン」により花々やグリーンで飾られたバンケット。グタールの香水が並び、心地いい香りが漂う空間で、まずは香水のスペシャリストであるパルファム ソムリエール星谷奈央子さんがブランドの世界観や創業者アニックについての物語を紹介。
続いて「好きな食べ物」や「旅したい場所」など7つの質問に答え、自分に合ったグタールのフレグランスを導き出すという体験も。そのコンサルテーションに基づき、テスティングタイムでは会場中央のテーブルに並んだ香りを自由にお試し。参加者は気になる香りについてスタッフに熱心に聞いたり、ボディクリームのテクスチャーを確認したり。談笑が広がり、会場は穏やかなムードに包まれた。
フレグランスを存分に楽しんだ後は、アフタヌーンティーでプチシェリーを堪能する時間。ストリングスホテル東京 インターコンチネンタル エグゼクティブペストリーシェフの長田学がこのコラボレーションのために考案した、香りと花をテーマにした特別なクリエイションを提供する。アフタヌーンティースタンドが登場すると「素敵!」「可愛い」と、あちこちで歓声が。
洋ナシを使ったマカロン、ローズのムースなど、プチシェリーに用いられた素材をはじめ、エルダーフラワーやスミレなど、花々と果実の恵みたっぷりのスイーツたち。幸せな気分に浸れるひとときだ。
この日はホテル内に「スピン」によるフラワーマーケットもオープン。プチシェリーのキーノートでもあるローズや、いまの季節ならではの芍薬、ミントなどハーブ類も用意され、グタールの世界観と美しくリンクしていた。
コラボレーションのアフタヌーンティーは、グタールの人気フレグランスのサンプルスプレー(1.5ml)とポストカードつき(数量限定、無くなり次第終了)。第1弾は6月30日までで、7月からは第2弾として、ピーチを贅沢に使用したメニューとパルファムソムリエールによるフレグランスイベントも展開予定。プチシェリーの香りを楽しみ、その世界を五感で味わう、至福の時間をぜひ。
プチシェリー 'ルージュ' アフタヌーンティー
会場:ストリングスホテル東京インターコンチネンタル イタリアングリル「メロディア」
(東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー26F)
時間:①14:00~ ②16:30~(L.O.)
※2時間制。18時以降はナイトアフタヌーンティーも提供。
料金:¥6,050(税込・サービス料別)
https://bit.ly/3JhRV5N
※予約は下記URLより
https://bit.ly/petitecherie-rouge-at
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