御厨神社(兵庫県明石市二見町東二見)で、紅梅が見頃を迎えている。甘く、すがすがしい香りが境内に漂い、訪れた人たちを包み込む。
同神社によると、平安時代に菅原道真が太宰府へ向かう途中で二見に立ち寄った-との伝承に基づいて、同神社では道真を祭る。ウメを愛した道真にちなみ、明石二見ライオンズクラブが1991年から3回にわたり植樹した。現在は境内と東隣の広場に計約250本のウメの木が立つ。
厳しい冷え込みのためか、昨年より開花が遅れ、ようやく紅梅が見頃を迎えた。本数は少ないもののロウバイもほころび、紅梅とは違うさわやかな香りを放つ。境内では、カメラを手にした写真愛好家らの姿も見られた。
夫婦で訪れた神戸市垂水区の女性は「色鮮やかなウメの花を見て春の訪れが近づいていると感じた。マスクをしていても、よい香りが楽しめました」と笑顔を見せた。(長尾亮太)
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